秋田医学会設立(昭和48年12月)

「大学における教育は,創造的人間の育成を目ざし,よき教育者はよき研究者でもなければならない.」との九嶋初代医学部長の提唱によって,昭和48年12月8日,秋田大学医学部に「秋田医学会」が発足した.

この会は,例会,学術機関誌等において各分野における研究発表,討論を通じて交流を計り,医学の進歩に寄与することを目的としている.

設立総会は,上述のとおり昭和48年12月8日,医学部第2講義室において開催,基礎・臨床の各講座から約40名の出席があった.

定刻に増田久之教授の開会のことばに始まり,仮議長に九嶋学部長を選出,仮議長の進行により議事に入った.

先ず規約の審議に入り,全員の承認を受けて制定日を同日付とした.このあと役員の選出並びに各幹事の担当係を決定して,議事を終了した.

ここで正式に学部長は会長の任につき,「秋田医学会」の成立を宣言したのである.

なお,会則は別記記載のとおりである.